タロット占いとは?

タロット占い師とは、通常タロットが伝えてきたメッセージをお伝えするだけの存在。
いわばメッセンジャー、伝書鳩のような存在です。なので基本的には自分の意見は入れてはいけない、と言うのがルール。

師匠からもそう教わったので、
私、Lumière T(リュミエール T)も初めはタロット占い師として、質問時間は短く・タロットが出した答えを伝える、を意識して、相談をお受けしていました。

相談内容もどんな相談もOK。
質問に対してタロットカードを引き、出てきたカードから答えをお伝えする、というやり方でした。

カウンセリングとは?

アドバイスとは異なり、カウンセラーがクライエントに対して明確な解決策を直ちに提示することは原則的にない。これは、カウンセリングという場においてクライエントが自らに向き合い、その作業を通じて新しい理解や洞察に自発的にたどり着き、最終的にカウンセリングが終結した後には、カウンセリングにおける経験を生かしてクライエントが実生活の問題や悩みに主体的に相対して行けるように導くことが、カウンセリングの目的であると同時にカウンセラーの役目であるためであり、心理カウンセリングの際は大切にされる原則である。

-wikipediaより

 

そう、通常カウンセラーの仕事は基本的に「傾聴」と「共感」であり、解決策は提示しないものです。
ただ話を聞いて、寄り添うのが仕事ですね。

私、Lumière T(リュミエール T)はタロット占い師としていろんな方のお話を聞いているうちに、
相談者さまが相談したいことをしっかり聞かず、タロットを引く時間、答えをお話しする時間に時間を割かなければいけないのが、なんだかしっくりこなくなってきました。

占い師は時間との勝負です。
相談者さまがタロットの時間を30分と指定されたなら、ヒアリングは長くても5分に納めたいところ。もしも自分が相談者だった場合、20分も30分も相談したとしたら、仮に話したことでスッキリしたとしても、当然「全然タロットしてないじゃん!」って思いますよね。

でも私は、本質的な問題が何なのかを探りたい。そのために必要な時間が30分なら、鑑定時間が30分だとしても(ご本人に終了時間に制約がないのなら)、できるだけしっかり時間をかけて訊きたいと思いました。

元・編集者の血が騒いで「まだ、話の核に触れてないのに!」と思ってしまうんですね……。

そうして生まれたのが、
ヒアリング時間はお代をいただかず、時間も不問。お話ししたいだけお話していただくというスタイル。

私の"タロット・カウンセリング"という形が次第に出来上がっていきました。

Lumière T(リュミエール T)のタロット・カウンセリングとは?

1. ヒアリング → 本質的な問題・課題の洗い出し

ヒアリングを非常に重視しています。

最初はご用意いただいた相談内容を伺いますが、
私がさまざまな角度で質問させていただき、なぜそれが相談したいことなのか?をインタビューさせていただきます。

相談者さまの
・いま一番悩んでいることは何か?
・自分でもはっきりしないモヤモヤの原因は何か?
・自分自身に対するマイナスなイメージ(自信がない・うまくできない など)がどこから来るのか?
を想像しながら、深掘りしていくことで、
ご自身でも気づいていらっしゃらないような本音や本質的な問題・課題を洗い出します。

2. 相談内容の確定 → タロットで占う内容を決める

1でヒアリングをした結果、いま一番解決したいことがハッキリして来たら、
「今日の相談内容」を確定させます。

ご希望があれば、最初にご用意いただいた相談内容も相談内容の中に盛り込みます。

例えば、
最初のご相談内容が「恋人ができるにはどうしたらいいか?」だったとしても、
ヒアリングの結果「自分が自信を持って生きるにはどうするべきか?」に変わることもあります。

その場合、ご相談者さまとお話しさせていただき、
後者だけを相談内容にすることもありますし、
恋人ができるには?についても、やっぱり聞いてほしいというご希望があれば、それも占う、というようなイメージです。

あくまでご自身がどうしたいかを優先しますので、
こちらで相談内容を勝手に決めることはありません。

ただ、内容が決まった後、占いをしていくにつれて、
「やっぱり恋人の件は、タロットを引かなくても大丈夫です! 自分で上手くやっていけそう!」とおっしゃる方もいらっしゃいます。

そうなった場合も、相談者さまのご希望に合わせます。
ご自身が、人生を軽やかにハッピーに生きていっていただけるのが一番だと思っているので、
満足感を得て、前に進んでいけそう!と思っていただけたなら、それで十分だからです。

3. 解決策を探る → タロットに解決方法を聞く

2が終われば、いよいよタロットタイムです!

タロットは、しっかりと意志がある人が好きな「トート・タロット」というカードを使っています。

ご自身の「こうありたい」「こうなりたい」があれば、
そのゴールや目的地に向かって、道をどう進むと最短距離でなるべく簡単に進んでいけるかを教えてくれる、
Google Mapのナビようなカードです。

それが時に決して簡単な道ではなかったり、行き止まりだと言われることもあります。
でもそれが今のご自身にとっては一番簡単な道だったり、ご自身にとって通らないとならない試練だったりするので、
なるべく、そのままお伝えるようにしています。

Google Mapでも、どんなに厳しい崖のような道でも、山頂にたどり着く道がその道しかなければ、
きっとその崖のような道を進むように伝えて来ますよね?
それと同じようなことだと思っていただければと思います。

いわば、このタイミングでの私は、Google Mapのナビの音声のような役目です。
そう、「この道、100m先を右に曲がります」と伝えるだけの存在。これが占い師やタロット・リーダーと呼ばれる仕事の部分です。

4. 終了 → あとはご自身が解決策を実行するだけ

3で進むべき道が見えてきたら、大体どなたもみんな納得感やスッキリした気持ちを感じていただけることが多いです。

そこまで来たら、あとはご自身がタロットに言われたことを実行するだけ。
私も出来ることは流石にここまでです。

仮にできることがあるとすれば、
伴走者として、例えば1か月後など定期的に
・目指す方向(ゴール・目的地)に向かって、ちゃんと進めているか?
・途中で道を逸れたり間違っていないか?
などをチェックさせていただくことも可能ですが、
だとしても、あくまで1〜3を繰り返し行うだけ。

あくまで解決するために動くのはご自身です。
私は道を標し、せめてポンポンを振って応援することしかできません。

ここからはご自分を信じて、1歩でも前に進んでいってくださいね。
(もちろん時には休むことがすべきこと、な方もいらっしゃいますので、そういう場合はちゃんと休みましょう。それが実行すべき解決策なのであれば!)

 

セッションのお申し込み

上記が、私Lumière T(リュミエール T)のやり方となります。
ご興味を持っていただけた方は、ぜひプロフィールにあるInstagramかココナラよりご連絡をいただければと思います。

ご自身の意思が大事なタロットを使っています。
私の未来はどうなっているか?ではなく、
ご自身の未来を「どうしたいか?」、将来「どうなりたいか?」、また「そのためにどうしたらいいか?」を相談内容としてお持ちいだだければ嬉しいです。